<2日目、2000年6月2日> 札幌市内・大倉山シャンツェ

大倉山シャンツェ 北海道の旅 2000年
札幌市内を観光
札幌市内を観光

 9時起床。曇り。昨晩はWebページの更新に時間がかかってしまい、少し起きるのが遅くなってしまった。朝食をご馳走になった後、今日の旅の道具をそろえる。市内観光のため持ち物は最低限の道具だけに絞り込む。札幌市内の観光については、はっきりとコースを決めていない。札幌にへはいつでも来ることができるという気持ちと、北海道一周後に再び戻ってくる予定を組んでいるからだ。朝早く(8時頃)からJR札幌駅にたどり着ける人は、市内をめぐるバスの「定期観光コース」利用も良いかもしれない。様々なコースがバス会社により20コース程用意されている。

様々なバス観光コースが用意されている

 あいにく、出発が10時を過ぎてしまったため、そのコースの利用は今回は見送る事とした。叔母から最近「大倉山シャンツェ」が観光スポットとして注目を集めているとの話を聞いた。観光の穴場にちょうど良さそうなので今日の目的地とする。叔母の家を出た後さっそく「大倉山」行きのルートを探してみる。JR札幌駅には優れたバス総合案内システムがある。一覧の中から目的地の番号を入力するだけで地下鉄を含む乗り換え経路及び、発車時刻をプリントアウトすることができる。プリントアウトを片手に地下鉄を乗り込む。まずは地下鉄「南北線」で「大通駅」まで行く、そこで交差している「東西線」 に乗り換え「丸山公園駅」を目指す。丸山公園駅からはバスで「大倉山シャンツェ」の最寄りの駅「大倉山競技場入り口」バス停で下車した。下車後多少きつい坂を上がるとジャンプ台が目に入ってきた。ジャンプ台正面には「リニューアル・オープン」の大段幕をかかげている。近くには「札幌ウィンタースポーツミュージアム」が隣接しており新しく整備されたことをうかがわせる。入場料600円を払い見学をしてみることにする。

「大倉山シャンツェ」にたどり着く

 展示は1972年の札幌オリンピックを中心に、各種ウィンタースポーツの紹介が行われていた。体験コーナーも数多く用意されており、平日の割には多くの人でにぎわっていた。設備も出来たばかりのせいか非常に清潔で好感がもてる。また案内人の展示紹介サービスも行き届いており、非常に雰囲気の良い展示場だ。

1972年札幌オリンピックトーチ
展示品のボブスレー、’72年式
ボブスレーの体験シミュレータ

 余談だが個人的ファンであるフリースタイル女子モーグル競技選手 「里谷多英」さんの展示が多く見られたのは意外な収穫であった。2時間ほど見学し、隣のジャンプ台に移動してみる。頂上までの移動はリフトで行う。頂上には「展望ラウンジ」があり、ジャンプ台はもとより晴れの日は札幌市内を一望出来きそうだ。残念ながら今日は曇りのためジャンプ台しかはっきりと見ることは出来なかった。当たり前だがオリンピックで使われたジャンプ台はさすがに本格的だ。周りの観光客は皆そのスケールの大きさと急斜面に驚きの声をあげていた。

ジャンプ台全景
展望ラウンジからの眺め

 一通り大倉山を見ることが出来たので、大通り公園辺りにキャンプ用品の買い出しに行くことにする。目的のガスコンロ用ガスカートリッジはなかなか見つからない。やっと狸小路4丁目の「石井スポーツ」でキャンプ用品店を見つけ地元横浜程度の価格でカートリッジを購入できた。今後とも札幌のキャンプ用品の購入はここを利用するだろう。

札幌市内を走る路面電車
狸小路でキャンプ用品を見つける

 帰宅後、叔母が気を利かせ札幌中の親戚に電話を掛てくれた。宿泊をこころよく勧めてくれた親戚も有り、驚いたことに電話後に駆けつけてくれた親戚もいた。昨日と同様、昔の話やら最近の話でまた遅くまで寝ずに話し込んでしまった。

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