9時起床。雨。予報によると今日は道内全域にわたって天気が悪いそうだ。
14時、親戚夫婦に宿泊させて頂いたお礼と別れの挨拶をし、一人旅を再開する。今回体の不自由な方と久しぶりに一緒に生活し、いろいろと勉強になることがあった。是非昔覚えた点字をもう一度学習し直し、お礼の手紙を送りたい。
雨は小降りだが雷が激しく鳴っている。
JRで札幌まで出て、今日の目的地「旭川」行きの高速バスに乗り込む。運賃は2,000円。バスの場合JRの約2/3の料金で済む。時間が許せば道内の都市間の移動は、JRの鈍行だけではなくバスも活用した方がさらに安価に済ませることが出来そうだ。
今日の野宿地は旭川市内にある「神楽岡公園」内の「神楽岡少年キャンプ場」だ。その名とは異なり、もとは青少年向けのキャンプ場であったが数年前に一般にも解放されたそうだ。
約2時間のバス移動後、旭川バスターミナルに到着。駅の観光案内所で神楽岡公園までのルートを再確認する。外の雨はさらに激しい降りになっていた。公園まで徒歩1時間程度で到着するが、公園内のキャンプ場がなかなか見つからない。結局案内板を見つけたどり着くことは出来たが、視界を遮るほどの雨の中を延々と2時間も歩く羽目になってしまった。雨合羽は着ていたがあまりに激しい雨のため上着も濡れる。ジーパン、靴もとっくの前にびしょ濡れだ。ここまでくると観光はもとより、夕食をとる元気もない。雨の中でのテント設営にも手こずる。設営できたはいいが、テントの中も雨で所々水たまりが出来ている。
北海道の野宿一日目は自然から厳しい洗礼を受けてしまった。まだまだ旅は始まったばかりだ。明日は天気になることを祈り早めに床につくことにする。
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