<18日目、2000年6月18日> 釧路湿原→帯広・十勝ビアファクトリー・六花亭本店・アンデルセン

帯広 六花亭 マルセイバターサンド 北海道の旅 2000年
釧路から帯広へ
釧路から帯広へ

 6時起床。気持ちいつもより少し早めに起きる。展望台にテントを設営したので観光客が来る前に片づけなければならない。早く撤収しないといい見世物になってしまう。

特設展望台キャンプ場

 辺りは霧が深く視界が悪い。釧路湿原はもとより、数十メートル先までしか見渡すことができない。おかげでフライシートを張らなかったテントは夜露でびっしょりと濡れてしまった。さらに頭が熱っぽく体がだるい。少し風邪気味なようだ。ボーとした状態で7時37分「JR釧路湿原」を出発。「JR釧路」で「JR帯広」に向かうため「新得(しんとく)」方向に乗り換える。途中PHSで今夜の宿「東大雪ぬかびらユースホステル(YH)」に予約を入れておく。今の時期はオフシーズンのせいか当日の予約でも問題なく受け付けてくれる。そのせいか夜のミーティングも人数が少なくあまり盛り上がらない。礼文島の「桃岩荘YH」のミーティングを経験してしまうとちょっと寂しく感じる。

今日は霧で釧路湿原は全く見えない
「JR釧路湿原」駅を出発する

 約3時間でJR帯広に到着。帯広に関する情報はあまり集めていなかったので、手持ちの情報誌と観光案内所の地図をもとにバスの時間まで市街を歩くことにした。まずは「十勝ビアファクトリー」に行く。倉庫風の建物で複数の地ビールを味わえるのを宣伝文句にしているビール園だ。2階のパブでビール「ピルスナー」を味わう。吹き抜けから見える1階ではちょうど結婚式の披露宴が行われていた。大勢でにぎやかに食事をしているのをビールを片手に上から見物する。1階のホールの他にも野外ガーデンがあるので、夏場の暑い日はさらににぎわうのだろう。

「JR帯広駅」駅舎
「十勝ビアファクトリー」
ちょうど良いタイミングで結婚披露宴を見ることができた

 次は「六花亭本店」に向かう。ここは洋菓子の「マルセイバターサンド」や本店限定の「サクサクパイ」が有名だ。2階の喫茶室では老舗の菓子店ならではの味が楽しめる。ここではケーキとコーヒーを注文する。有名店だけあり行列ができるほどの人が入っていた。パイはあいにく売り切れで食べることはできなかった。残念。

 マルセイバターサンドを土産用に購入し、次の店「アンデルセン」に移動。ここでは「スィートポテト」が名物になっている。大ぶりのポテト(さつまいも)が1個約1,000円で販売されている。ここはポテトと店内をデジタルカメラで撮影するだけで後にした。

「六花亭」本店
銘菓の「マルセイバターサンド」
洋菓子専門店「アンデルセン」
銘菓「スイートポテト」

 そろそろバスの時間なのでバス乗り場で乗車券を購入する。JR帯広駅からユースホステル(YH)のある「糠平(ぬかびら)」までの移動だが距離が遠く値段が高い。片道1,270円なのでYHの料金と合わせるとかなりの金額になる。駅前にはホテルから安宿までちらほら見かけたのでYHにこだわらずにそちらを利用した方が安く上げることができたかもしれない。何かYHを利用したことによるメリットが見つけられれば良いのだが。17時JR帯広駅を出発。信号機がほとんどない田舎道をバスは延々と進む。18時半糠平到着。徒歩で3分ほど移動しYHにチェックイン。

「東大雪ぬかびらユースホステル」

 ユースホステルに着いても一人旅はあわただしい。風呂、洗濯を済ませた後は明日の計画を立てなければならない。気ままな一人旅で一番楽しい時でもある。

明日の計画を立てるのも楽しみの一つ

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